二句

　　束ねらる　芒のそばに　松飾り

　

　　つごもりに　蹲りたる　鴨八羽


家の周りに沢山の素材がある。
侘びた時節には１７文字が
良く似合う。

ひとくちの幸せ

クリスタルのなかで

ワインがおどっている

ロンドに昂揚したかおり


「のんでみる？」

「ひとくちだけね」


脳にひろがる蒼

しびれと余韻

踊りにつかれて

佇んでいるのか・・

こころにともる灯

つよい風が吹いても

けっしてその火が消えないように

てのひらで

ほのほをそうっと蓋って。

もろくてはかない

繋がりだから

ゆらめくたびに

むねはせつない

わたし

20年代の豪奢と



その対極にある侘びが



憧れなのだろうか



ふわふわな酸欠から



たまらず逃げ出す



ここちよいとき



ビロードをなでるような



ひとりのとき

walking in the rain

strong wind brows ,

rain struck hard.

but nothing prevent me from going to destination.

movement of mind brought to the spot.

the wide yard on the sea.

May stars and stripes give me a mission !

つごもりに捨てる。

そこに立てば

背後に白い雪が見え

手を展げ

白無垢を纏った私を

迎え入れる

聖夜の星が瞳にやどる

身射られる悦楽よ

潮にあらわれた

ざらりとした声

寄せてはかえす波は

永遠ではなかったのか

こころ重ねる合歓び

深い闇は消えたと思った


すべてがよろこび

すべてが悲しみ

すべては今おわる。。。

すてる　　すてる

憂きことすべてを。

機上の人になる。

フラップの上下に心踊る





にぎわうまち

だれをも知らぬ



やがて流れだす

ゆるやかな至福のとき



遠山は雨に煙り


古刹の垂木に蓮華は並び咲く



四十路にまかる夢は叶わず


今もなお


心は彷徨う。

ボジョレ ヌーボー

いけるクチではない。

お酒はなんでも一杯。

それでしあわせ。

買い物に出たら新酒のワゴン。

小瓶を買って、早速taste^^

ジュヌフィーユ　(ニ外のフラ語 苦手だったなあ。。）
音だけが頭のどこかにねむっていた。

capのうらの甘い香りが
想いもよらない言葉を運ぶ。